2025-04-22

Still Nothing Still Everything 横浜 THUMBS UP 6/19(thu)

 

Still Nothing Still Everything

出演  メンバー
細海魚 (Key.Gt.)  
名越由貴夫 (Gt.)  
椎野恭一 (Dr.)

Photograph  中西まゆみ








6/19(thu) 横浜 THUMBS UP
Open 18:00 / Start 19:00
adv. ¥4,500  / door ¥5,000 (+order)
ご予約


 

2025-04-20

Sakana Hosomi SOLO un_qua gallery

 











5/31(sat) un_qua_gallery(あざみ野)
Open 16:45 / Start 17:00
adv. ¥3,500  / door ¥3,800
予約受付 
□unquasoundart@gmail.com
□0459040231
※ドリンクは持ち込み自由
■件名に「タイトル」■氏名
■人数■お電話番号
を明記の上ご連絡ください


2025-04-08

SAKANA HOSOMI LIVE in lete

いつものleteでたぶんいつものように眠たくなるような感じです。なんかおいしいもの飲んで音楽聴いてぼんやりと過ごしていただけたらと思います。








5月10日(土)下北沢:lete


時間 : Open 19:30 / Start 20:00

料金 : 予約 ¥3,500 + drink / 当日 ¥3,800 + drink

場所 : 東京都世田谷区代沢5-33-3

https://l-ete.jp/



2025-02-18

FROZEN GARDEN  un_qua gallery


FROZEN GARDEN
あざみ野 un_qua galleryにてソロライブ決定です。
un_quaのピアノを使った曲を中心にしたパフォーマンスになる予定です。








3月8日(土)  un_qua gallery(あざみ野)

open 16:30 / start 17:00

adv ¥3,500 / door ¥3,800

予約受付 

unquasoundart@gmail.com

□0459040231 

ドリンクは持ち込み自由制


2025-01-29

SAKANA HOSOMI LIVE in lete 決定!

2月27日と28日にいつもの下北沢 leteでソロライブします。

27日は配信のみで28日は通常のライブです。たぶん眠たくなる感じです zzz...





細海魚2days


2月27日(木)下北沢:lete 〜生配信編〜


時間 : Open 19:50 / Start 20:00

料金 : 予約 ¥2,500

場所 : 配信のみ


2月28日(金)下北沢:lete


時間 : Open 19:30 / Start 20:00

料金 : 予約 ¥3,500 + drink / 当日 ¥3,800 + drink

場所 : 東京都世田谷区代沢5-33-3


https://l-ete.jp/live/2502.html#d27



“it was a dark and stormy night”

“it was a dark and stormy night”

  出演 : ヤマジカズヒデ 細海魚








2/2(SUN) 下北沢 CLUB Que

open 18:00 / start 18:30

¥4,000 [+1D]

https://clubque.net/schedule/8518/

2024-12-25

6 / Sakana Hosomi

 細海魚『6』【定着の回避/消えてゆく時間。】


細海魚の新作『6』が届く。『TOKOSHIE』『LOST』『MORI AND GINGA』『ANOTHER DAY』、そして今年2024年4月にリリースされたばかりの『4am』につづく6枚目のオリジナル・アルバムとなる*。

前作『4am』を愛聴し、しかも先月11月には同作のアナログ盤がリリースされたばかりのタイミングだったこともあって今回の突然のリリースには少なからず驚かされた。戸惑う気持ちそのまま本人に取材すると「車の窓からスナップを撮るみたいな感覚に近い」と、制作期間が異例に短い本作をそう表現してくれた。それだけでは足りない気がしてさらに踏み込むと、

「さっきたばこを吸っている間に何考えていたっけ? みたいな感じ」

との回答である。

あゝ!

このつかみどころのなさ、言ってみれば実体の不在は<香り>に似ているのだと気づく。

<聞香>という文化がある。沈香や白檀、あるいはパロサントなど香木と呼ばれる希少な木を焚いてそのとくべつな成分が放つ香りを愉しむ、文字通り〝香りを聞く〟ある種の作法である。主題や、リスナーに問いかけてくる仕掛けなどいっさい含まない本作『6』は、ちょうどこれらのけむりや香りの不定形な儚さ/美しさを想起させる。

ジャケットの、それこそ「車の窓から撮ったスナップ」そのもののぼんやりした写真が象徴するように中身の音楽もぼんやりして輪郭を伴わない。むしろハッキリしないほうがよいと定義されたアルバムのようにも聴こえてくる。言わばそれは定着の回避であり、消えてゆく時間へのオマージュなのではないか。

しかし本来実体のない<香り>の中にも、甘いとか、古びた懐かしさとか、特徴的なノートがある。

本作の中にも随所にそんなノートは漂っていて、たとえば「Old Brooch」は、タイトルの示すモチーフが古い映写機によって映し出されるようなムードだ。薄手のニットの胸にかけられた母親の懐かしい琥珀のブローチ、そんな光景が薫ってくる。また、「Unqua」**では、フィールド・レコーディングによる音をループであしらい、消えてゆく時間を、あくまで残像/残響としてのみこの世に留まらせている様が思い浮かぶ。いっぽうで、極端に残響させないギターで構成される「Flowers」に至っては、聴いたそばから消えていく趣きさえある。ここまで<執着>を放棄し、定着を避けようとする音楽家の態度は『方丈記』の鴨長明が琵琶をギターに持ち替えたみたいにも見えてくる。

おそらくこれからも細海魚はこんな刹那をスナップショットに収めてはその気分を演奏/録音して歩くのだろう。すでに長いキャリアの音楽家だが、その道行はもしかしたらこの『6』が出発点になるのかも知れない。

外間隆史 [未明編集室]



*2016年リリースの『HOPE』は『細海浩版画集』に添えられた付録という位置づけでオリジナル・アルバムのラインではないとのこと。

**「Unqua(アンクア)」は、神奈川・あざみ野にあるギャラリーの名称。ここでのフィールド・レコーディングとは、今年1月に細海が行ったライヴ後の片づけの時間に店内のピアノを鳴らしながら談笑している風景の録音のことで、タイトルはその店名に由来している。






6  / Sakana Hosomi


DN12
¥2,500税込



RELEASE DATE : 2024/12/26

TRACK LIST : 
6  Sakana Hosomi


01  map
02  escape
03  old brooch
04  doze
05  unqua
06  refrain
07  hi-lite
08  flowers
09  speeding


All Songs Written Performed and Prodused by Sakana Hosomi
Photography by Sakana Hosomi